【聞いてみた】どうしたら成績をあげられるの?
5月 24th, 2009
塾の先生からちょっといい話を聞いたのでメモ。受験生を持つ親御さんだけでなく、会社で働くひとにも参考になるかもしれませんよ。
高校受験では、内申点のしめる割合がどんどん大きくなっています。内申点をあげること、つまり通知表の2を3に、3を4に、4を5にあげることが大事です。ではどうしたらいいのでしょうか。塾の先生いわく、その教科の先生に聞いてみるのが一番なんですと!
えー!先生に聞くなんてできないよ。そう思うかもしれません。でもよく考えてみると、その成績をつけるのは先生です。目に見えるテストの点だけではわからない定性的な部分は、先生に聞くのが妥当です。昔は先生が絶対的な存在だったけど、今は聞いたもの勝ちなところもあるとか。それも子供からだけではなく、子供からも確認させるとなおよしとのことでした。
先生に直接聞く場合の注意点も聞きました。どこが悪いのですか?とは聴いてはいけない、どこをどうしたらもっとよくなりますか?って聞くことだそうです。「なんでこの教科は3なんですか?」ではなくて、「がんばって4にしたいんです!4にするにはどうすればいいでしょうか?」という姿勢で聞くのがポイントだといいました。
さっそく我が家も、苦手な国語について先生に聞いてみました。もちろんはっきりとは教えてはいただけませんでしたが、気をつけなきゃいけない部分がわかりました。また大丈夫だと思っていたことが、実は先生からみたらまだまだだったということもわかりました。子供が言うことと、先生がとらえていることにやはりギャップもあるわけです。聞いてみて正解でした。ここがこんな風になって欲しいという先生の言葉は、つまりクリアすべきハードルを表しているわけですね。
通知表の成績がなかなか上がらないと悩んでいる人。転じて仕事上の評価がいまいちと感じている人にもヒントになる話ではないでしょうか。わからないことはそのままにせずに聞いてしまうことです。遠慮したってプラスになることは少ないでしょう。その際は、相手も人だということを忘れずに。否定されるより肯定する、問いただすより教えを請う、そんな姿勢が大切なんでしょうね。