お姫さまの「けなげさ」と「がんばり」にびっくり

5月 30th, 2006

園バスから降りてきたお姫さま。なんだかちょっと元気がない。いきなり「だっこ～」ってせがまれたママ。抱っこしながら。「どうしたの？」って聞いてみた。

するとお姫さま。ちょっと照れくさそうにこういった。「おもらししちゃったの…」

お話を聞いてみると、幼稚園でおもらしをしてしまったらしい。お外で遊んでいるときにトイレに行きたくなったお姫さま。がんばってトイレに行ったけど間に合わなかったみたい。「せんせいがとりかえてくれたの」って本当にくやしそうに、そして恥ずかしそうに言ってたって。

「せんせい　怒らなかったでしょ？　おもらししちゃっても大丈夫だから、気にしないでがんばろうね」ってママの言葉にうなずいたお姫さま。ちょっと元気になったかな？てくてく家に戻りました。

お着替えをしていたときのこと。持っていったハンカチが濡れているのにママ気づく。あれ？どうしたんだろう。お姫さまに聞いてみた。するとびっくり！実はこのハンカチでおもらしを一人で拭いていたみたい。

トイレに間に合わなかったお姫さま。どうしようか考えた。周りには先生、いなかった。それで教室に戻って自分でハンカチを出して拭いていたんだ！自分でなんとかしようってがんばったんだね。きっとそのあと先生に気づいてもらってお着替えしたんだね。

「ちゃんとせんせいに言っていいんだよ。みんなやさしいからだいじょうぶだよ！」ママはやさしくお姫さまにお話してあげました。

ママもこの話を聞いたおとうも、なんだかお姫さまのけなげさとがんばりになんだか目頭が熱くなってしまいました。こんなしっかりさんなところ、逆にちょっと心配かも。

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