おとうさんも楽しめた!メアリー・ブレア展

8月 30th, 2009

メアリーブレア展(スナップショット)

こんなにたくさんの作品がそろってるとは思ってませんでした。そしてこんなにすてきな作品に出会えるとも思ってませんでした。やさしい気持ちになれる場所、メアリー・ブレア展にお姫さまとママといってきましたよ。


正直なところメアリーブレアという人を知りませんでした。ママとお姫さまからディズニーのイッツアスモールワールドのデザインをした女性だよって聞いたぐらい。特に事前の知識もないまま東京都現代美術館へ。

メアリーブレア展

メアリー・ブレア
ディズニースタジオでコンセプトアートなど担当、「シンデレラ」、「ふしぎの国のアリス」、「ピーターパン」などでカラースタイリストとして活躍。ディズニーランドのアトラクション「イッツアスモールワールド」のデザインも手がける。絵本の挿絵や広告デザインなどの実績も残した女性。
メアリー・ブレア展 | 展覧会紹介 < http://www.ntv.co.jp/mary/about/ >

50~60年代、一線で働く女性への風当たりは強かったんでしょうね。「私は3つの仕事をした。妻であり、母であり、そして、プロのアーティストだった」という言葉にしびれました。

 

メアリーブレアの生涯に沿った展示でした。前半の水彩画は人も多くてちょっとつかれました。お姫さまもちょっと飽きてしまったみたい。

でも「シンデレラ」や「ふしぎの国のアリス」、「ピーターパン」などよく知ってるお話のコンセプトアートはどれもすてきでした。ああ、もうこの段階で色の具合とか雰囲気とかが出来上がってるんだなぁと感心しました。ものすごく単純ですが、ストーリースケッチで一冊の絵本ができてしまう感じです。

知ってる話はもちろんですが、自分がちょっと気になった作品は「小さな家」。アニメーションも会場で見ることができます。こういう擬人化作品にはちょっとよわいお父さんなんです(^^ゞ

レモネード・ガール日記|展示室レポート③短編・長編アニメーション

 

お姫さまが反応したのは、「I CAN FLY(わたしはとべる)」の絵本。かわいい絵柄が気になったみたい。日本でも出版されてる絵本なんですね。

わたしはとべる (講談社の翻訳絵本クラシックセレクション)
わたしはとべる (講談社の翻訳絵本クラシックセレクション)

続いて広告デザインの「ココアガール」や「レモネードガール」にも反応。これは自分もお気に入りの作品になりました。ブレアの描くこどもの絵はすごくいいなぁ。やさしいしほんわかとしてるし。商品広告の絵にとどまらない感じがたまりません。

メアリーブレア展 レモネードガール

お待ちかねの「イッツアスモールワールド」のコーナーはかなりゆっくり時間をかけて見てました。あー!ホントにスモールワールドだって。あのデザインだって。空間の演出がよかったな。ムスメはあたまの上の投影されたデザインをくるくるまわりながら眺めてました。またディズニーランドにも行きたいって(^^ゞ

 

最後に写真撮影コーナーがありました。レプリカとはいえ、こういうコーナーはうれしいですね。レモネードガールと記念撮影ができますよ。

メアリーブレア展 レモネードガールといっしょ

出口にある特設ショップもおおにぎわい。レモネードガールとイッツアスモールワールドの人形をおみやげにしました。どっちにしようか悩んで悩んで、それでどっちもになったかわいいお人形です(^^ゞ

メアリーブレア展のおみやげ

 

最初考えていたよりもずっとずっと楽しめた展覧会でした。あんまり絵画に詳しくないおとうさんでも、これだけ作品がそろっていたら何かに反応できるみたいです(^^ゞ

メアリーブレア展、10月4日まで。あと1ヶ月ちょっとです。ぜひすてきな作品にふれてみてくださいね!

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