「親力」で決まる! 語りかけてますか?
6月 8th, 2005
「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること
親野 智可等
ドラゴン桜で火がついて?在庫切れが続いていたこの本。ようやく手に入れて、すこしずつ読み進めています。
この本の中で自分にとって気になったこと、気づいたことをちょっとずつ書き進めていく このシリーズ? なんのこっちゃですが、今日は「語りかけ」についてです。
■親力7 【国語】 語りかけこそ、読書好きへの第一歩
子供を読書好きにするには、読み聞かせが大切といいます。でもそれ以前に大切なものとして、語りかけを筆者はあげています。
語りかけは本のない読み聞かせのようなもの。自然や人生という本から直接読み取ったものを、自分の表現で読み聞かせるのです。
いっぱい自分も子供たちに語りかけました。生まれる前も生まれてからも。おなかに向かって「お~い!元気かい!」。ミルクを飲む子供たちに「おいしいの~?いっぱいのむんだよ!」
きっとわかってくもくれないだろうに、赤んぼのお姫さまに、「今日はおとう、つかれちゃったよ~。でも抱っこするとうれしくなっちゃうよ~」なんて語りかけては癒されていたこともあるなぁ。
そんなお姫さまもどんどん自分のことを話してくれるようになり、にいちゃんもどんどん大きくなって、逆に今度はぜんぜんお話をしてくれなくなったり。
にいちゃんに「今日は学校どうだった?」なんて聞いても「うん・・・。別にいつもといっしょだよ。」って無碍に答えられたり、お姫さまといえば「きょうね~ほいくえんでね~いっぱいあそんだんだよ!」なんて一方的にお話を聞いてあげるばっかりだし。
で、ふと思ったこと。 だんだん自分が子供たちに、自分のことを語りかけることが少なくなってきたかも・・・。
決してにいちゃんに「話を聞くこと」もお姫さまの「話を聞くこと」も悪いとはいいません。いやこれはこれでいいことだと思います。でも一方で、聞くだけになってないか。問いかけるだけになっていないか。自分のことをちゃんと語ってあげられているのかな?って思えてきました。
小学校時代、好きな先生といえば、今思えば「お話が上手な先生」だった気がします。それは、お話を聞かせる先生。ざわついた教室もいつのまにかその先生のお話に食い入るように耳を傾けていました。
職場でもとても尊敬している上司はやはり「話が上手い」、「話を聞かせる」人です。これは自分の知らない世界、考え方を気づかせてくれるからかなって思います。
※もちろん聞くだけでは自分の考えも口に出せないようになってしまうかもしれません。はやりのコーチング技術では、はい、いいえで答えられる限定質問ではなく、拡大質問で問いかけ、その人の本質の考えを引き出そうとします。でも自分の考えを整理して口に出すには、まずやはりいろいろな言葉を自分のものとして身につけなければとは思います。
子供たちのもっている言葉はまだまだ少なく、浅く、狭い傾向にあります。もちろん聞いたことがないこと、体験したことがないことは言葉すらしらないでしょう。でもその言葉を身につける手助けをきっと親である自分はしなければいけないんだろうな。自分の体験したこと、そこから感じたこと、思ったこと、それを自分の言葉で語りかける。その言葉を受けて子供たちは、自分の知らない言葉を知ったり、自分の体験をみんなが知っている言葉に置き換えることができたり、自分が考えなかった言葉を自分のものにしたりしていくんだろうな。
「サッカーの日本代表!仕事をしながら応援していたけど、ぜんぜん仕事に手がつかなかったよ!」
「でもみんながんばっていて、応援している方も うれしかったなぁ」
「本当に勝ててワールドカップ出場決定してうれしいなぁ!」
こんな会話でもいい。自分が見て、体験して、思ったこと。それをいっぱい語ってあげなければなぁ。
※支離滅裂~ちょっとほろ酔いモードにて
カテゴリー: こどもの教育
http://matsutaka-2005.hp.infoseek.co.jp/matsutaka2005/video/newpage11.html
何度でも、ドウゾ。
次の日記が、
「子は鎹」です。
今、推敲中!
夕方までにアップします。